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第3話 キッチン立ち上げ物語

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ときめいた廃墟の部屋を詳しく見ることに

まずは最初の部屋

このカーテンやブラインドが廃墟感を倍増させていますが、
この窓はなかなか良い雰囲気です。現在の建築法では床から1メートル以下に窓が来ることはNGだそうです。
なのでこの建築物はそれ以前のもの。なかなか貴重なんです。

だから、不思議な雰囲気を感じたのかもしれないですね。

この場所を見て簡単に考えていましたが、少し狭い印象を持ちました。
今ならそうは感じないんですがね。
当初はカフェなんかは最初の広い部屋でするか、この部屋でするか?
みたいなことで悩んでいました。

例えば撮影をする部屋や、パーティールーム、ワークショップなんかをするにはちょうどいいと思っていました。

そして奥の部屋へ

生活の名残があります。


この部屋でご夫婦で歯医者をされていたそうですので、正直すごいな。と思いました。
この時は、この部屋ではユーチューブなんかを撮影する部屋?
ちょっとしたソファを置いたりして、VIPルーム?とか、ほんと楽しいことを想像していました。

例えば流し台もあるので隣の部屋を使ってワンデイカフェなんかでも面白いんじゃないかな?
とかも考えていました。

シェアキッチンやイベントスペースにもできたらいろんな人の可能性を広げることができるのではないか?

なんてワクワクしていました。

さらに奥の部屋へ

奥に行くとトイレと洗濯機が置いてあったであろう場所に、お風呂。

なんとコンパクトにまとまった場所!お風呂も何かしらで使えるよね、とポジティブです。

とはいえ高木は東京での修行時代(24歳の頃)は1ルームの風呂なし、共同トイレと言う場所で暮らしていたので、
狭小スペースを活用するのはお手のもの、なんですよね。
(実は30歳までに15、6回ぐらい住むところが変わっています。どこでも生きていける笑)

少し不安だったのは。部屋を2フロアも借りて工事費はどれくらいかかるのか?
工事の期間はどのくらい?
と言うものでした。

だって、自分達には現在稼ぎが無く、貯金も無い状態。
まぁ、これで商売に挑もうとしているのですから、、
周りから見たら大丈夫なのか?と言う感じですよね。。

お金を使わず頭を使うが高木のモットーなので、ここは腕の見せ所。
現場を見て、なんとなくの工事の期間と費用を算段しなくてはいけません。

とはいえ、もちろん資金はないから融資をしてもらうしかないんだよな。と考えていました。
そのことは織り込み済みなので商工会議所に行ってたんですけどね。

ここまでの流れとしては 商工会議所不動産屋さん物件の大家さん

の流れです。が商工会議所には初めからこの法隆寺でお商売をするつもりとのことは伝えていたので、
この土地での”この物件”の相談と報告がてら、また商工会議所に向かいました。
大体の予算感では工事費プラス準備の設備、諸経費で400〜500万円くらいは借りないとと想像していました。

次回は「高木夫妻、商工会議所に行く」です。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 自分もいつかやっていきたいこと、最終目的、詳しくリアルな内容で当時の想いなど、一話一話丁寧に書いてくれてるブログありがたいです次の、商工会議所へ行く編も楽しみにしてます!!

    • こちらこそありがとうございます!
      丁寧に書いているのが伝わって嬉しいです!
      ぜひ!楽しみにしていてくださいね!

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