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第11話 キッチン立ち上げ物語

前回は、

内装を知人に頼んでみるも、
返事が無い、返事が来たは良いけど見積もりが高い。。

時間は過ぎるし、融資の段取りを進めなくてはいけない。

慌てる高木。
結局、内装工事は物件を紹介してくれた不動産屋さんにお願いすることに、、、

目次

何はともあれ、前に進むのだ。

イメージを形にする

融資を受けるためにも資料作りも頑張らなくてはいけない。
わかりやすく説明するために高木の奥さんに絵を描いてもらった。

電気屋さん、設備屋さん、内装屋さん。

それぞれに見積もりをお願いすることに。

その間に自分のできることを進める。
今の自分にできるのは、あちこちに散らばった荷物を早くキッチンにまとめて
キッチンやレンタルスペースを作り出すことである。

そのためにも、部屋のペンキを塗れる場所から進めていくこと。
今回はペンキ屋さんを入れないで自分でやるのである。

夫婦で協力する。

これから生きる場所を一緒に作ること

実はこの共同作業はめちゃくちゃ大切なんです。後々効いてきます。
夫婦でお店をするということは色んな苦労を共にすること。

「きっかけ」の時に同じ苦労をする。
その苦労が片方しか分からないと、理解できないことも出てくる。

実際、がんばっている時が楽しかったりするし、
目標が見える形で目の前にあると前向きになれる。この気持ちを共有すると絆も強くなる。

ペンキ塗りなんかは本当にちょうどいいと思う。

これまでの世界を自分たちの色に塗り替える。
その成果も目に見えて現れる。

この「きっかけの時」は人生に何度もないので、ぜひ機会があるなら一緒にやってほしい。

挫けそうになった時に、必ず助けてくれる経験になる。

仕入れた知識でペンキを塗っていく

https://www.youtube.com/watch?v=SGk7Lpwspbc
ペンキをこれから塗る説明

お菓子作りは環境作りだと思っている。
自分の作った環境に人々が動き出すのは、本当に面白い。

自分の作った空間を当たり前のように受け入れて人が動く。写真をとる。
不思議な優越感だ。これは作る人の特権なのだ。

何はともあれ進むのである。

こんな経験をしていると、やはり「前向き」では足りないことに気がつくものだ。

「前進み」まさに進まないと停滞してしまう。

目の前には「やるかやらないか?」の選択肢はなく「どうやるか?」があるだけなのだ。

次回はとうとう大雨のバレンタイン、その翌日のお話。

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