お菓子が作れるキッチンができるまでの物語
お菓子を作るためのキッチンができるまでにしてきたこと
物件探し 2021年1月10日
色々あって法隆寺の近くに住むことになった高木ファミリー。
この時点で仕事はしていません。
お店をしていた頃の機材などは高木の実家や業者さんに相談させていただいて倉庫の一部を借りていました。もちろん新しく借りた家も倉庫状態。いつまでこの状態が続くのか?すらわからない。。
子供は1歳になったばかりという、社会から宙ぶらりんの時期です。
物件を探すために、商工会議所と知人から教えていただいた不動産屋さんに相談してみる
地域の不動産屋さんも何件か回ろうとしましたが、とりあえず紹介された不動産屋さんにいきました。
そして最初に紹介されたのが現在の場所「3F上ル」の物件と同じフロアで隣のこの部屋。
ロケーションが良くて、ほぼここに一発で決めました。
初めからシェアキッチンをするつもりだったのでこの何もないけど眺めがいいこの場所は教室的なイメージにドンピシャでした。
今思えば、これだけの窓は日当たりが良すぎてきっと暑さ対策が大変だった気がします。あと、三階で天井のすぐ上が屋根なのでかなり暑くなるということ。
まぁ、どんな物件もなんらかの問題はあるので、全然許容範囲でした。
大家さんにはほぼ確定というお話をしました。
どうせなら隣のお部屋も見せてください
現在の店舗の場所も見せてもらうことに
こちらの部屋。廃墟の匂いがしました。
元々は歯医者さんで右の部屋が治療する部屋。左の部屋で暮らしていたみいです。
約20年ほど手付かずだったみたいです。
床もところどころいたが弱っていたりして、大谷さんも無理には使わないでいいですよ。的なニュアンスでした。
けど、高木夫妻はこの部屋に「ときめき」を覚えたんです。
店作りをしてきた人には見えるもの
高木はこれまで結構な数の店舗や工場のレイアウトをしてきました。
何もないところから、店舗にしていく作業はとてもワクワクします。
何度もトライアンドエラーというか失敗を繰り返してきたからこそ「見える風景」があったりします。
まさにお宝発見!の瞬間でした。
大家さんも不動産屋さんもこんなお店になるとは思いもしなかったことだと思います。
この出来上がりの画像からイメージすると最初の店内がいい場所に感じるかもしれないですが、
ここまで持っていく過程が大変であり、面白いんですよね。
けど、店舗にしていくまでにどれだけ大変か?
今回はほとんどお金もない状態なので、融資を受けなくちゃと、
やることは山積みです。
まだこの段階では、最初の部屋”良いロケーションの方をベース”に考えていたんですけどね。
これから起こる出来事をまだ高木夫妻は知らないでいます。
ある雨上がりの日に良いロケーションの部屋に再びいくまでは。
コメント
コメント一覧 (2件)
おはようございます
そういえばこんな感じでしたね!
なんだか懐かしい、ずっと前のような気がします。
高木さんが「誰か一緒にペンキ塗りましょう!」って声かけてて、誰だったか忘れたけど行ってましたね!
こうしてあたらめて読むとまたドキドキします!
そうなんですよね〜
まだ丸2年半くらいしか経ってなんですよね。
まだまだこれからです!
ペンキ塗りに来てくれた人は、その後キッチンを使ってくれた人がひとり
この間の野菜スイーツのパティシエさんがひとりです!
こう言うタイミングで助けてくれる人は後々繋がりが強くなりますね!