ここまでの流れとしては 商工会議所 不動産屋さん 物件の大家さん
そして再度商工会議所フューチャリング中小企業診断士
あの場所は、、どうか?と思いますけど?
商工会議所ではお願いをしたら、中小企業診断士の先生とのセッテイングもしてもらえるんですが、
今回がそのセッティングのときです。
「人には分かってもらえない」からこそ階段を軽やかに登っていける
まぁ、わかりますよ。
こちらの建物。自分でも初め大丈夫か?と思いましたもの。(大家さんごめんなさい)でもね。気に入ったんです。
野生の勘、これまでの経験からの直感です。
この最初の建物の印象と中の部屋の可愛さのギャップが生まれるのがいいんですよ。
でもね、3階ってどうなの?って思うでしょ?
高木が初めて大きな借金をしてオープンさせたお店は2階だったんです。
ケーキ屋さんで2階って、、
まぁ、大変でしたが、2階だからこそ得られた経験と戦略があるんです。
だから、そこまで大変だとは思いませんでした。
というか、シェアキッチンをベースに考えているので高木夫妻的には1階の高い家賃で毎日開けなくてはいけない店舗経営は頭にはないのです。
商工会議所の人の話は「ド正論」である。
この場所では「集客」できない
今まで住んでいた地域から40分くらいかかるからか、
僕らが営んでいたお菓子屋さんのことは知られていませんでした。
奈良では結構人気だったと思っていたんですが。
「お客さんを呼ぶのは難しいんじゃないですか?」
そしてその言葉はこう聞こえたんです。
だって、あなたたち、、何者か?も分からないですし。
高木はちょっと体温が上がって、膝の上の握りこぶしに力が入って、つま先がタンタン、タンタン
横の奥さんはすうっと息を吸い込んでいました。
まぁ、これが現実です。けどな。。。
今思えば、かなりの「おごり」があったとは思う
まだ法隆寺は僕らのことを知らないだけ
担当さん、そりゃ、言うてることはわかりますよ。
「でも僕らがしたいのは、、シェアキッチンなんです」
「・・・・」
「シェアキッチンとはどんなことをする場所なんですか?」
オーマイガ。そこからか。
「販売できるお菓子を製造できる設備のあるキッチンを作ります。」
だから、なんにしても、、
それはわかったから、、、集客できるのか?
普通の人からしたら、
「大丈夫?、何それ?」ということに
チャンスを感じているんですよね。
けど、、前例の少ないものなので理解されにくい。
同席していた中小企業診断士さんにはうっすら伝わっていて、
「美容室で言うところの「鏡貸し」ですね!関東でも自分のお店を持たない人が多いみたいですよ」
なるほどな〜、やっぱいろんな業界でフリーランスは増えてるんだ。
店舗を持つということをリスクだと感じる人が増えてきている。
社会環境が変化することで自由なスタイルが許されてきた。
そんな人たちの「受け皿」的なシェアキッチンという俺の選択は間違っていないのかもしれない。
普通に考えて3階での集客は難しい
当たり前だと思います。
個人的には好きですよ。この普通ではない営業スタイル。
2000年前後に東京にいましたが、空前のカフェブーム。
衝撃的なカフェがたくさんありました。
・恵比寿のビル9階にある「ヌフカフェ」
・本を読むことに特化した「デキシーダイナー」
・看板がめちゃくちゃ小さな「ロータス」
・表参道の「ニドカフェ」
とにかくおしゃれ。お菓子屋さんよりもオーナーの個性が如実に現れるカフェのインテリアに相当惹かれていました。
この頃のカフェ行きまくりの経験は現在にめちゃ活きています。
とはいえ、ここは奈良の法隆寺。
カフェ文化なんてないですよ。まだ「ならまち」とかならよかったんですが。
法隆寺の駅近とはいえ、シャッター街なんです。もっとがんばれ法隆寺。
いやいや、僕らがやるのは「シェアキッチン」です。
これに関しては、どうやるのか?すら分からない状態でした。が、需要はあると感じています。
集客に関しても「キッチンを使う数名」がいれば大丈夫。
カフェをしたいならある程度のお客さんの数は必要になりますが。
キッチンを使うのであれば、固定で4人か5人いれば大丈夫なはず。
だから、根本的にお商売のスタイルが違うんです。
この部分はほんと、なかなか理解してもらえそうにない。
おそらくですが、ある程度説明はしましたが、
それでも僕たちのことはお菓子屋さんをするんだと思っていたと思います。
けど、自分達が説得する相手はこの人たちではない。
この部分ははっきりしていたので、理解されないことに落ち込むことはない。
ただ、やはり正直、不安はあるよね。
だから、もう少し人の話、専門家と言われる人の話を聞きに行くことにした。
各都道府県にひとつはあると言われている「よろず支援拠点」に行くことにします。
コメント
コメント一覧 (4件)
読んでてワクワク✨次の展開が楽しみです。よろず支援拠点、、私が住んでる大分県竹田市で同じ役割があるのは『まちづくり竹田』かなーと✨その中で起業したい人が集まる塾、あぐる塾→経営について学ぶところがあり、シェアキッチンはまだ無いですが、古い空き店舗をリノベーションしてシェアオフィスができました。2階、1階がシェアオフィス、あとコーヒー専門店ができ、田舎と都会から来た人の融合場所で面白い町です^ ^
高山さん!いつもありがとうございます!
「まちづくり竹田」起業塾的なものもいいですね!
シェアオフィスとか、暑い人が集まるまちは素敵ですね!
僕もそんな場所を目指していきたいと思っています!
法隆寺ももっと面白くしたいです!
ありがとうございます!
うわあ。
高木さんでもかなり厳しいこと言われたんですね。
自分のやりたい事をはっきりさせて準備しなくちゃと思います。
ありがとうございます。
かなぱんさんありがとうございます!
自分のことなんて知られてなくて当たり前なのが社会で、その中で居場所を作るのはやはり簡単ではないですよね。
けどSNSの普及で、誰もが何者かであることができるチャンス!応援しています!
とはいえ、僕らはすでに生まれた時点で何者かではなく、自分なんですけどね。
最近は自分が自分でそのことを認めることが大切なのかな?なんて思います!